様々な現金化方法を紹介しているので、PASMO残高の払い戻しを検討している方はぜひ参考にしていただければと思います。
現金化の流れもわかりやすく解説するよ!
PASMO残高の現金化・払い戻しは「解約」
PASMOの残高は現金化できません。ただし公式ではPASMOを「解約」すれば残高を指定の銀行口座に送金できるとしています。解約したPASMOは原則的に駅に返却します。
解約とはPASMOのカード本体を返却(モバイルPASMOなら削除)する代わりに、残高の現金での返金を申し出る手続きのことです。
その払い戻し手続きの前に、払い戻しでいくら戻ってくるのか確認しておきましょう。
PASMOの種類によっては、払い戻しで戻ってくる金額が若干異なりますので、注意が必要です。
PASMO残高の払い戻し(現金化)で還ってくる金額
まずは記名PASMO・無記名PASMOの払い戻し金額。
- 記名PASMO:購入時に名前・性別・生年月日・電話番号を登録したPASMO
- 無記名PASMO:上記の情報登録が不要なPASMO
この2つの場合は、未使用残高に加えてPASMO登録時に支払ったデポジット500円が返ってきますが、そこから220円の払い戻し手数料が発生します。
モバイルPASMOの場合はこの払い戻し手数料が210円です。
例えば、PASMOの残額が「5,000円」なら、PASMO登録時のデポジット500円がプラスされ、220円の払い戻し手数料が引かれた「5,300円」が返ってくるぞ!
ただしモバイルPASMOの場合はデポジットが発生しないので注意!
続いては、PASMO定期券です。
PASMO定期券を払い戻すと、定期券部分の払い戻し額とPASMO残高の払い戻し額、デポジット500円が返ってきます。
なお、定期券部分を払い戻すためには鉄道各社ごとに決められている「定期券払い戻し手数料(だいたい200円前後)」がかかりますので、ご注意ください。
定期券部分のみを払い戻す(PASMOは回収されずに残る)ことも可能だぞ!その場合、デポジットは帰って来ない。
PASMO残高の払い戻し(現金化)の流れ
PASMOの払い戻しには、以下のような公的な本人確認書類が必要ですので、事前に準備しておきましょう。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 学生証(写真付)
- 社員証(写真付)
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード(写真付)
PASMOの払い戻しの流れは以下の通りです。
- ステップ1PASMOエリアの駅に向かう払い戻したいPASMOと免許証や写真付き学生証等「本人確認書類(無記名PASMOなら不要)」を持ってPASMOエリア(私鉄)の駅に向かう(PASMO定期券の場合は、その定期券を購入・登録した駅に向かう)
- ステップ2払い戻し手続き駅事務室や定期券窓口の駅員に「PASMOの払い戻ししたい」と告げ、持参した本人確認書類を提示
- ステップ3PASMOの払い戻し手続き完了でPASMO残額が払い戻される
手続き自体はすぐに終わります。
定期券以外は払い戻しに手数料がかかりませんので、デポジットがプラスされお得に換金できますよ。
モバイルPASMOの場合は以下の流れです。
- STEP1モバイルPASMOを開くモバイルPASMOアプリを開き「定期券購入・PASMO管理」をタップし「このPASMOを払いもどす」をタップ。案内を読んで「同意する」をタップ。
- STEP2払い戻し残高の確認払い戻される残高を確認する。内容を確認したら「次へ」をタップ。PASMO残高から手数料210円が引かれる。
- STEP3払い戻す銀行口座の設定払い戻し先の銀行口座の口座情報を記入していく。記入が終わったら「PASMOを払いもどす」で確定。
簡単ですね。早速挑戦してみましょう。
PASMOを現金化しないと現金が足りない?クレジットカードがあれば万単位のまとまった現金を調達できるゾ!
解約せずにPASMOの残高を現金化する方法
PASMOは解約しなければ残高を現金化できません。
「またPASMOを発行するのが面倒」という方は、PASMOを返却せずとも残高を現金化する裏技がありますので知っておきましょう。
方法その①:PASMOで購入した切符をキャンセルして現金化
実は京急等一部私鉄の券売機ではPASMOを使って切符を買うことができるのですが、この切符を券売機・駅係員で「払い戻し」を依頼することで簡単に現金化できます。
ただし、今のところPASMOで切符が購入できるのは京急管区内の駅に限り、PASMOエリア内のすべての私鉄でこの方法で現金化できるわけではありません。
そこで次の方法も見ておきましょう。
方法その②:PASMOで商品を購入・買取依頼で現金化
PASMOで購入した商品をリサイクルショップやメルカリ等で買取依頼することで現金化可能です。
ただ、PASMOが使えるコンビニ等で購入できるものを売ったところで大した金額にはならないでしょう。そこで家電量販店を使います。
PASMOは以下の家電量販店でも利用できます。
- ビッグカメラ
- ヨドバシカメラ
- ソフマップ
- ジョーシン
- コジマ
- ドン・キホーテ
上記で以下の店舗でスマホ・パソコンの周辺機器を購入しましょう。購入したらリサイクルショップやメルカリに買取依頼・出品して「新品未使用品」と銘打ち高く売る交渉をします。
方法その③:家族・友人・同僚の請求をPASMOで立て替えて現金化
「出かけるけど欲しいものある?」「食事代はPASMOで払わせて」と聞いておき、家族・友人・同僚の買い物や飲食代をPASMOの残高で立て替えて後で現金で払ってもらえば簡単に現金化できます。
PASMOが使えるコンビニ(セブン、ローソン、ファミマ、ミニストップ)やカラオケ(ラウンドワン・ビッグエコー・カラオケ間等)、スーパー(イオン、ダイエー、イトーヨーカドー等)、飲食店(ガスト、マック、ミスド等)がおすすめ!
ただし、そのようなチャンスは滅多にないうえに家族・友人・同僚の都合に依存するので、いつでもPASMOを現金化できるわけではないので注意しましょう。
方法その④:PASMOで商品を購入・返品で現金化
PASMOで購入した商品を「返品」をすることで手数料なしの換金率100%で現金化することも可能です。
電子マネーでの「返金」システムが未熟であるためか、従業員は電子マネーで購入した商品を返品する場合は現金で返金するしかないとされています。
このことを利用し、PASMOが使えるコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート・ミニストップ・ローソンなど)でタバコを購入し、返品する方法などが考えられています。
実際に現金化の流れを見ていきましょう。
- ステップ1コンビニでタバコをPASMO購入コンビニでタバコを現金化したい金額分だけPASMOで購入(タバコは1箱300~500円、カートン(10箱セット)単位で購入すれば1カートン3000~5000円)
- ステップ2返品をお願いする「間違って購入した」としてタバコの返品を申し出る
- ステップ3返金されたらコンビニを去る返金が完了したらそのままコンビニを去る(「間違って購入した」という理由なので店を出ないと店員に再購入をすすめられる)
タバコは銘柄の種類が多く、お客や店員のミスで「買い間違え」が頻繁に起こる商品の一つとされているぞ。
一箱当たりの値段が高いため、購入個数を最小限に抑えることができるんだ。
タバコはコンビニでのPASMO現金化には最適なアイテムというわけです。
ただし、PASMOは「電子マネー」で返金するお金は「現金」です。
お店側ではその手続きを行う必要があり、お店に負担をかけてしまう方法です。
おすすめはできません。
注意点:PASMO残高全額は現金化できない
ここまで紹介した裏技ではPASMOの残高全額は現金化できません。理由はお気づきの通り、PASMOの残高「内」で購入した商品を換金しているだけであるためです。
上記の方法でPASMOを現金化できたとしても「3000円くらい現金化できたけど、PASMOの残高が600円くらい余った~」といった状況が発生する可能性があります。
全額を現金化したいなら最初から解約して払い戻しした方が無難ですね。
PASMOはクレジットカード現金化にも使える
クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を現金に換金する方法のことです。
PASMOを利用することでクレジットカードの利用枠を現金に換えることができます。
「PASMOには残高が残ってないけど、なんとかして現金を手に入れたい」という方におすすめの方法だよ。
PASMOを利用したクレジットカード現金化のアイディアは至ってシンプルです。
以下の流れをご覧ください。
- ステップ1PASMOにチャージPASMOにクレジットカード決済で残高チャージ
- ステップ2PASMOを現金化今回紹介した方法でPASMOを現金化するだけ
PASMOを介することで、カードの残高を現金に換金しているわけですね。
それでは、実際にどのような流れで現金化できるのか考えていきましょう。
クレカ現金化前に!PASMOに紐付けできるクレジットカード
PASMOに紐付けできるクレジットカードは「対象クレジットカード」と呼ばれ、紐付けできるブランドや発行元が限られています。
対象クレジットカードは以下の通りです。
- パスタウンカード(JCB)
- 小田急ポイントクレジットカード
- 京王パスポートカード
- 京急プレミアポイントカード
- 京成カード
- 相鉄カード
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
- TOKYO CARD
- Tokyo Metro To Me CARD
- 東武カード
- 横浜交通hama-eco card
- Shonan Card
交通系クレジットカードが多いですね。
すでにお持ちの方はPASMOとの紐付けの手続きを行い、お持ちでない方は新規で上記のクレジットカードを登録しておきましょう。
この機に、頻繁に利用する交通機関のクレジットカードを作っておいても良いかもしれませんね。
また、オートチャージの利用設定は各種クレジットカード会社に問い合わせるか、駅にある申込書を受け取って設定しましょう。
詳しくはPASMOの公式サイトをご確認ください。
他にもクレジットカードと一体となった「一体型PASMO」もあるぞ。
一体型のPASMOでも同様に現金化はできるので、便利な一体型を作成しておいても良いだろう。
一体型PASMOの「申込書」は駅で受け取れるよ。
詳しくはPASMOの公式サイトをチェックだ。
ステップ1:PASMOの残高にクレジットカードでチャージ
PASMOはSuicaのように専用端末からクレジットカードで直接チャージすることはできません。
紐付けしたクレジットカードから「オートチャージ」でクレジットチャージすることが可能です。
オートチャージはどこでも自動でチャージできるわけではなく、駅の「改札機」にタッチする必要があります。
改札を抜けて駅構内に入る(入場する)際に「残額が2,000円以下ならば3,000円がチャージ」されるぞ。
この条件は初期の設定で、駅にて1,000円~10,000円の範囲内で設定して変えることもできるよ。
例えば「残高が1,000円以下ならば5,000円チャージ」という設定にも変更できる。
つまり、PASMOの残高を設定金額以下(初期設定は1,000円)まで利用しておき、現金化に必要な金額分(1,000円~10,000円)を設定してオートチャージすることで、意図的にクレジットカードから残高を追加できるというわけです。
支払いにPASMOが利用できる店を利用しておき、オートチャージが発動する残高1,000円以下(設定金額以下)になるようにしておこう。
また、現金化アイテムを購入すること残高を設定金額以下にしておくのも良いぞ!
とにかく「設定金額以下に減らしておいて、改札機でオートチャージを発動させる」というのがポイントです。
ステップ2:チャージしたPASMOを現金化
チャージしたPASMOはこの記事で紹介した方法で現金化できます。
ただし、PASMOを払い戻ししてしまうと、オートチャージ設定や一体型PASMOの連係が解除されてしまうのでおすすめできません。
ゆえに、「PASMOの残高を現金に戻す方法」で紹介した返品・返金する方法とPASMOで購入した商品を転売する方法をおすすめします。
もっと現金が欲しいならPASMO以外のクレカ現金化も検討
PASMOはチャージ上限が2万円であり、クレジットチャージするためにいちいち改札をくぐってオートチャージを利用しないといけません。
さらに紐付けできるクレジットカードも限られており、既存のクレジットカードを紐付けることができない場合もあります。
現金化には不向きかもしれませんね。
そこでおすすめなのが
です。
一番手っ取り早いのはクレカ現金化業者。申込、決済後すぐに入金され、換金率は80%、しかも利用停止になりづらいと来たら、現金化業者のほうが良いと思うゾ!
下記の記事では、
という方に向けて、クレジットカードの現金化に関するノウハウをご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
クレジットカード現金化で現金ゲットだ!
まとめ:Suicaの現金化にもチャレンジ!
今回はPASMOを利用して現金を引き出す方法を紹介してきました。
チャージしすぎた残高は今回紹介した方法で現金に戻しましょう。
また、意外とSuicaの残高も未使用分が大量にチャージされているということはありませんか?
下記の記事ではSuica残高の現金化方法についても解説していますので、現金が必要な方は参考にしながら残高を現金に戻していきましょう。
使わない残高は放置せずに「現金化」だ!
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