paypal(ペイパル)は他社に先駆けてオンライン決済や海外送金などのサービスを提供してきたので、海外では広く普及しており、セキュリティ体制など安全面で評判が良いです。
現金を工面するにもpaypalといった安全なサービスを利用したいですよね。
またpaypalでクレジットカード現金化する場合、PayPalを介して現金化するのでカードの利用履歴上も「paypal」と表記され、カード会社に現金化した事実が直接伝わりにくくなります。
カード会社に現金化バレが心配ならpaypal現金化も検討したいところだな。
そこで今回は「paypalの送金でクレジットカードを現金化する方法」を具体的な手順を交えてご紹介していきます。
paypalの現金化はこの記事でマスターしよう。10分もあれば準備は整うはずだ。
それではpaypalの具体的なクレジットカード現金化方法について解説していきます。
paypalの残高を現金化する方法
paypal内にチャージされた残高は日本の銀行口座に払い出せます。
paypalの残高を現金化(出金)する手順
以下の流れでpaypal残高の引き出しが可能です。
- STEP1ログインpaypalのアカウントにログインし、残高の「引出し」を押下。
- STEP2口座登録出金(現金化)先の銀行口座を指定。通帳を見ながら口座情報を登録する。全国の銀行を指定可能。
- STEP3出金額入力と確定出金したい金額を入力して確定させる。
たったこれだけです。ここからは実際に出金する際に気になるポイント(時間や手数料)を解説します。
paypal残高の出金対応銀行
paypalの残高を出金できる銀行は以下の通りです。
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- その他全国の銀行(引き出しのみ)
みずほやゆうちょ等のメガバンクは出金だけではなく「口座振替」にも対応する銀行です。出金だけなら全国の銀行どこにでも対応しているのでご安心ください。
一部の地銀や都銀、信金で出金に対応していない場合もあるようだ。注意しよう。
paypal残高の現金化(出金)にかかる時間
PayPalで出金依頼をすると2時間以内に処理が完了しますが、その後出金先の銀行側の入金処理で3〜5日かかります。加えて後述の本人確認をすると審査に書類提出から1〜4週間かかります。
paypal残高の現金化(出金)にかかる手数料
paypalから出金する場合、出金手数料(引き出し手数料)が発生します。5万円未満は250円、5万円以上は無料です。一度に5万円以上を出金できると良いですね。
paypalで本人確認しないと残高の現金化(出金)に失敗する可能性がある
現在、かつてのプレミアムアカウントはパーソナルアカウントに統合され、出金時に本人確認書類の提出も不要になりました。
ところが抜き打ち的に「PayPalから銀行に出金できない」という問題が発生するようで、本人確認の手続きを済ませていないのが原因とされています。
もしいくら待っても出金できない場合は以下の手順で本人確認を済ませてみましょう。
- STEP1ログイン「アカウント設定」から「ご本人様の確認」へと進む。
- STEP2必要事項記入氏名や住所などの記入を求められるので、提出する本人確認書類と同じ内容を記入していく。
- STEP3本人確認書類をスマホで撮影免許証やパスポート、マイナンバーカードなど氏名・現住所を確認できる書類を2種類、裏表どちらも撮影。撮影時は「免許証“表”・マイナンバーカード“裏”」「免許証“裏”・マイナンバーカード“表”」のようにして2枚の画像を提出する。
- STEP4使用目的選択paypalアカウントの使用目的を選択して送信。
- STEP5審査完了後、暗証番号が届く1~4週間程度の審査の後、審査に合格すると暗証番号が郵送で届くので、それを「アカウント設定」から「ご本人様の確認」で記入する。
上記の流れで簡単には登録できますが、最長で4週間と時間がかかります。「本人確認はpaypalに求められたらやる」でOKだと思いますが、面倒なので早い段階で済ませても良いでしょう。
paypal「送金」でクレジットカード現金化する方法
「paypalの残高なんてない」という方は、paypalの「送金」機能を利用してクレジットカードのショッピング枠を現金化する方法があります。
この方法には、paypalのアカウントが2つ必要です。
多少複雑なので、準備を含めてしっかりと読み進めていただければと思います。
paypal送金現金化の手順【具体的に解説】
具体的には以下のような手順となります。
- ステップ1paypalアカウントを2つ用意するpaypalのアカウントを2つ用意する。自分でも2つのアカウントを用意できるが、友人・家族に協力してもらっても良い。
- ステップ2いずれかのアカウントに送金(支払い)する受取側のアカウントのメールアドレスまたは携帯電話番号を入力、支払いは「クレジットカード」を選択し、「個人間の支払い」で現金化したい額を片方のアカウントからもう片方のアカウントに送金(支払い)する
- ステップ3送金されたアカウントの残高を口座に振り替える冒頭で紹介した方法で送金された側のアカウントで残高を銀行口座に出金する
- ステップ4銀行口座に現金が入金され現金化完了送金された側のアカウントで銀行口座への入金を確認したら、銀行口座から現金を引き出して現金化が完了
基本的には上記の4ステップで現金化することができるよ。
後は現金化をスムーズに進めるために色々と準備しておこう。
面倒に感じたら、クレジットカード現金化業者を利用してしまおう!
2つ目のpaypalアカウントの作り方
「一人が複数のpaypalアカウントを持てない」となんとなく思っていませんか?
実はpaypalに登録するメールアドレスと資金源(銀行口座やクレジットカード)が1つ目のアカウントと異なれば、2つ目のアカウント(パーソナルアカウント)が作成できます。
別のメアドで登録すればOKということです。2つ目のアカウントの新規登録はこちらから案内に従って行いましょう。
paypal送金現金化に利用するカードを登録をしておく
片方のpaypalアカウントに現金化に利用するためのクレジットカードを登録しておきましょう。
登録できるカードブランドは次の通りです。
- Visa
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Discover
後は以下の流れに沿って、クレジットカードを登録しておきましょう。
- ステップ1カード登録手続きはウォレットからログイン後、「ウォレット」から「クレジットカード・デビットカードを登録」をクリック・タップ
- ステップ2画面の指示に従って登録完了後は画面の指示に従い、必要情報の記入などを行い、paypalへのクレジットカード登録が完了
これでクレジットカード情報の登録は完了だ。paypalでクレジットカードが利用できるぞ。
paypal送金現金化にかかる日数と手数料
paypalから口座への出金には時間と手数料がかかります。
実際に出金には3~6営業日かかるとされ、5万円未満の出金には250円の手数料がかかります。
また、paypalアカウントを利用した「個人間の支払い(送金)」では、本来クレジットカードの利用は許可されていません。公式サイト上では以下の記述がありました。
(※) 個人間の送金でクレジットカードはご利用いただけません。無料でご利用いただくには、銀行口座の口座振替設定が必要です。万一、クレジットカードで送金をした場合は、支払いを受取る側が決済手数料を負担しますのでご注意ください。
引用元:PayPal「ご利用手数料」
上記からわかるように、誤って利用した場合は、「クレジットカードの決済手数料を受け取る側が負担する」としています。
つまり、通常カード利用会員が支払うことはまずありえない、クレジットカード決済手数料を負担しなければいけません。
この決済手数料はカード会社ごとに異なりますが、代金の3~4%とされています。
つまり、クレジットカードを利用して送金した金額(現金化したい金額)のうち、3~4%が決済手数料となるわけです。
この現金化方法の場合はどうしても決済手数料を利用者側が負担する必要があるので注意しましょう。
paypalで現金化の注意点4つ
paypalの送金で現金化する方法を試す際には以下のような点には注意しましょう。
paypal現金化注意点①:時間がかかる
口座情報の登録や審査、取引といったものも含まれるため、この現金化の準備自体に数日、現金の引き出しに1週間弱かかります。本人確認を行うと最長で1ヵ月程かかるかもしれません。
特に初めてpaypalを利用する方ならば、やはり時間がかかるのは仕方ありません。
すぐに現金を用意することはできないので「早く現金が欲しい」という方はこの現金化方法は避けるべきです。
即日現金化も目指せる「クレジットカード現金化専門サービス」の利用も検討!
paypal現金化注意点②:上限額がある
paypalで支払い可能な限度額は1回100万円までですがが、みなさんが利用できるパーソナルアカウントへの支払いは1回10万円までです。
つまりこの記事で紹介する送金現金化の方法は1度に10万円までしか現金化できません。
残高を出金する分には特に制限がないので上限額を気にしなくても良いです。
paypal現金化注意点③:アカウントの作成など準備が大変
paypalの送金システムを利用した現金化は、アカウントの作成や口座登録する手間など準備ターンに時間を費やす必要があり、少々面倒です。
すぐに現金化できないのがネックだな。
また、家族・友人などの協力を得ることができなかった場合、自力でアカウントを2つ用意登録する必要があります。
2つ目以降のアカウントを作成する際は「アカウントごとに異なるメールアドレスと財務情報を登録する必要」という条件が求められます。
つまり、同一の情報でpaypalアカウントを登録することができないため、自力でアカウントを2つ用意するのは面倒です。
これが友人・家族に協力を求める理由というわけですね。
paypal現金化注意点④:paypalに現金化がバレる
paypalは…
- IDとパスワードだけの支払いでカード情報などの記入不要
- 買い手保護制度(全額返金保証制度)
…といった「安全な支払い」に特化した決済サービスです。
paypalを利用したクレジットカード現金化方法は、ほとんどがpaypal間でやり取り現金化の手続きが完了しているため、他の現金化方法と比べて安全性が高い方法となります。
そのため、paypalには業界最高水準の不正防止モデルがあり、すべての取引を24時間365日モニタリング、不審な取引があった場合には、アカウントの利用を制限するとしています。
その不正の基準は当然社外秘であり、不明瞭です。
クレジットカード現金化はカード会社からすれば不正行為であり、これがpaypal上の不正な取引の基準を満たす場合、
などといったリスクがあります。
例えば…
- paypalアカウントを2つ利用し、送金によってクレジットカード現金化を行う
- 一度に数十万円といった大きな金額を送金する
…といった行為は不正行為とみなされる可能性があります。
友人・家族に協力してもらうことで同一情報を含むアカウントの利用を避け、一度に10万円以下の少額を送金するなどして怪しまれない工夫は必要です。
paypal現金化に失敗?必ず現金化できる最終手段【即日可】
paypal現金化は安全にクレジットカードを現金化できる手段ですが、手続きを全体的に評価するとやはり「面倒くさい」という印象は受けます。
なるはやで現金を用意したい方は送金よりもこちらの現金化方法がおすすめだ。
そこで他の現金化方法がないか考えていきましょう。現金化時に海外のECサイト等を利用すると3~4%の通貨換算手数料がかかるので注意!
paypal現金化①:paypalで家族・同僚・友人への請求を立て替える(即日可)
この方法はこの記事だけで紹介する方法だ!
paypalが使えるサイトで家族・同僚・友人の請求を立て替え、すぐに現金で支払ってもらうというやり方なら即日でpaypal残高を現金化できます。
- ステップ1paypalが使える店を見せて買うものを決めてもらう家族・同僚・友人にeBay
、ヤマダウェブコム、アニメイト、Qoo10等を見せ、今買いたいものがないか尋ねておく。 - ステップ2paypalでその商品を購入するpaypalでステップ1の商品を購入し、あて先を家族・同僚・友人の住所にする。
- ステップ3家族・同僚・友人に立て替えた分を現金で支払ってもらうその場で現金で立て替えてもらうことで、paypal利用分を回収する。即日現金化完了。
これだけでpaypalの残高を即日で現金化できます。裏技です。
paypal現金化②:paypalで家電を買って売る
家電製品は後でメルカリやリサイクルショップで高く売れやすい商品です。家電大手「ヤマダウェブコム」なら支払い方法でpaypalを選択できます。
- ステップ1paypalで家電を購入ヤマダウェブコムで最新型のMac等パソコンやメルカリの売れ筋家電製品を調べておき、paypalで購入。
- ステップ2paypalにクレジットカードを登録しておく未登録の方はpaypalに現金化したいクレジットカードを登録しておく
- ステップ3購入した商品をリサイクルショップ・メルカリに転売する購入した商品をそのままリサイクルショップやメルカリに転売し、換金することで現金化完了
この方法であれば面倒な準備や人間関係も不要で、paypal決済後は商品が届くまで数日待つことにはなりますが、確実にpaypalで現金化できます。
paypal現金化③:eBayでAmazonギフト券を購入・現金化
意外ですがAmazonではpaypalを利用できません。
その代わりに使うのが「ebay」です。ebayはアメリカの大手ネットオークションサイトで「Amazonギフト券」も豊富に出品されています。
支払いにpaypalを指定して購入を確定するだけです。
あとはこのAmazonギフト券を買取に出すのですが、実は海外Amazonギフト券を買い取ってくれる業者はほとんどあろません。
Amazonギフト券は発行国内でしか利用できない。ebayで出品されているアメリカのAmazonギフト券はアメリカ版のAmazonでしか利用できないのだ。
まとめ:paypalが現金化に利用されなくなったワケ
paypalは「送金」を利用することで現金化することができました。
しかし、準備・注意点を見ると分かる通り、2つのアカウントの準備、日数・手数料、不正監視体制など現金化にとっては不都合な点も多いです。
これがpaypalが現金化に利用されなくなったワケでしょう。
そして、クレジットカード現金化には絶対にpaypalを利用しなければいけないわけではありません。
他にも画期的な現金化方法があります。
その方法をいちから解説していくので、下記の記事を参考にしながら、オリジナルの現金化方法を考えてみてはいかがでしょうか。
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