iD決済の現金化がしたいですか?
iD決済には「ポストペイ型」「プリペイド型」「デビット型」の3種類がありますが、デビット型は連動している口座から引き落とせば現金化は済むのでこの記事では取り扱いません。
問題はプリペイド型とポストペイ型の2つ。
- 【ポストペイ型iD】:クレジットカードと連携。後でクレジットカード利用代金と合わせて利用分が請求される後払い型。クレカに「iD」のマークがあるならこちら
- 【プリペイド型iD】:プリペイドカードと連携。先にプリペイドカードにチャージする前払い型。例:dカードプリペイド、メルペイやLINE Pay等
今回はこの2つのiD決済の現金化方法について解説していきます。
金欠の方はぜひ参考にして現金を調達してみてね!
【iD】「ポストペイ型」を現金化する方法【即日】
iD決済のポストペイ型は上記のクレジットカードに対応していますが、iD決済は単に決済システムとしてカード会社と連携しているだけなので、実質的には上記カードの現金化(クレジットカード現金化)となります。
「ポストペイ型iD決済を現金化する」というより「iD決済と紐付くクレジットカードを現金化する」というイメージを持ってほしい。
翌月末等、クレジットカードの利用代金請求まで先延ばしにできるので今手元にお金がない方にお勧め!
それではポストペイ型iD決済(クレジットカード)の現金化方法を見ていきましょう。
ポストペイ型iD現金化①:iD決済対応店舗を活用
街中にある「iD決済対応店舗」を活用することでポストペイ型iD決済(クレジットカード)を現金化できます。
パターンA:「家電量販店」で家電をiD決済購入・リサイクルショップで買取依頼で現金化
家電製品は需要が大きいため、高く売れやすいです。また、基本的にはiD決済で購入した家電製品を「新品未使用品」として買取依頼するので高価買取が見込めます。
まずは以下の家電量販店で「ダイソンの掃除機」「ゲーミングパソコン」「4Kテレビ」等人気の最新家電をiD決済で購入します。
- エディオン
- ケーズデンキ
- コジマ
- ジョーシン
- ソフマップ
- ノジマ
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
あまり重いものだと手持ちで持ち帰れず、車が必須になりますので注意しましょう。
後はその足でリサイクルショップに向かい、家電量販店で購入したものを買取依頼・換金してもらうだけです。これだけで即日でiD決済を現金化できます。
基本的にポストペイ型iD決済の現金化はiD決済に対応する家電量販店とリサイクルショップを使うことをお勧めします。
車がなくて家電の持ち運びが面倒?それならクレジットカード現金化自体を直接請け負う現金化サービスを使おう!
パターンB:「モール・百貨店」でブランドアイテム・貴金属をiD決済購入・質屋で買取で現金化
iD決済はモールや百貨店でも利用できます。そのモール・百貨店の中にはLouis VuittonやGucci等、ハイブランドの直営店がある場合もありますよね。
ブランドアイテムなら後で高く売れそう!
こうしたブランドショップでiD決済で商品を購入し、ブランド買取に強い「質屋」で買取依頼することでiD決済を現金化できます。
iD決済対応店舗検索から「モール・百貨店」の項目を開いて最寄りのiD決済対応店舗を調べておきましょう。ただし、モールや百貨店で使えても店舗では使えないケースもあります。
例えばブランドアイテムを豊富に扱う「高島屋」では食品を中心に購入可能で、一部ショップでは利用できない場合もある。
モール・百貨店内の全店舗で必ずしも利用できるとは限らないと覚えておこう。
そのため、入店時には「iD決済に対応していますか?」と聞いておきましょう。
なお質屋については以下の記事から探すこともできます。
ブランドアイテムを利用する方法は家電の方法と比べて現金化できる金額も増えると見込める。
だが必ずしも店舗でiD決済が使えるわけではない(=現金化方法として失敗しやすい)。
基本はパターンAの家電を利用した現金化がおすすめだ。
ポストペイ型iD現金化②:Amazonギフト券を購入・買取依頼
「iD決済対応店舗」で現金化することに特にこだわりがないなら、よりシンプルにAmazonにクレジットカード(iD)を登録してAmazonギフト券を購入し、そのまま買取業者に買取依頼することでも現金化できます。
まずはAmazonの「お支払方法の管理」から「カード&アカウント」「支払い方法の追加」へと進み、カード情報見ながら現金化したいクレジットカード(ポストペイ型ID決済)を登録しておきます。
登録が完了したら「Amazonギフト券Eメールタイプ」PRAmazonを購入します。
額面は自由に設定できるので、現金化したい金額の4割増しくらい(買取時の業者側の儲け分)で記入しましょう。
受取人のメールアドレスは自分のアドレスを指定し、購入手続きへと進みます。先ほど指定したクレジットカード(ポストペイ型ID決済)を利用して決済を完了させましょう。
Amazonギフト券の購入が完了するとメールアドレス宛にデジタルコードのみが届く!
後はこのデジタルコードを電子ギフト券専門買取業者「買取ボブ」で買取依頼をするだけです。換金は基本的に即日ですが、銀行の都合で平日の夜や休日は翌営業日の振込になるので注意しましょう。
【注意】ポストペイ型iD現金化は「返金」を利用しても現金化できない
いまだに「iD決済で購入した商品を返品することで現金が返金されて現金化できる」ということを紹介する方もいますが、ポストペイ型iD決済の実態は「クレジットカード」です。
クレジットカードでは返金の手続きを行うと「利用した分のショッピング枠利用残高が回復するだけ(マイナス請求)」で手渡しで返金されたり、指定した口座に現金で返金されることは一切ありません。
これはクレジットカードという決済システム上の決まりですので仕方ないです。ポストペイ型iD決済は返金による現金化ができないと覚えておきましょう。
【iD】「プリペイド型」を現金化する方法【即日】
プリペイド型iDは前払式決済手段にiD決済システムが付与されているだけなので「iD対応型プリペイドカード・電子マネー(前払式決済手段)」といった方が正しいです。
そのため、プリペイド型iD決済の現金化は、プリペイドカードや電子マネー内の「事前チャージ残高の払い戻し」となります。
クレジットカード現金化のように「後々の請求にまとめてしまう」というやり方はできない。「プリペイド型iD」
ただし、プリペイド型iD決済はポストペイ型とは違い、各プリペイド型iD決済で利用できる店舗が大きく異なります。
そのため、それぞれので現金化の方法を変える必要があります。
プリペイド型iD現金化①:ソフトバンクカード・dカードプリペイド(プリペイドカード)
ソフトバンクカード・dカードプリペイドのような「プリペイドカード」の場合、iDとして利用する以外にもカード情報を入力して「クレジットカード」としてAmazon等に登録できるのが強みです。
なので、iD決済が可能な店舗で利用するよりもAmazonでカード登録してAmazonギフト券Eメールタイプを購入・換金して現金化した方が良いです。
その理由はAmazonギフト券Eメールタイプが額面を指定できるため、プリペイドカード内の残高を使い切る(払い戻ししきる)ことができるためです。
具体的な購入方法から現金化の方法までは以下の記事でそれぞれ紹介するのでチェック!
上記の記事の方法なら即日現金化可能!でも銀行の都合で翌日以降になるかもしれないので注意。
プリペイド型iD現金化②:Tマネー・メルペイ・はまPay・LINE Pay
Tマネー・メルペイ・はまPay・LINE Payといった電子マネーはプリペイドカードと異なり、実店舗でしか利用できません。
取り得る方法は「家電量販店」で換金率の高い家電製品をiD決済(電子マネー決済)で購入してリサイクルショップで売って現金化するという方法のみです。
しかし、iD対応の電子マネーに残る残高はそう多くないとでしょうし「ダイソンの掃除機」「ゲーミングパソコン」「4Kテレビ」といった高く売れる人気家電は残高内で購入できないと思います。
なのでまずは「午前中に上記の家電量販店内でiD対応電子マネー残高内で購入できる家電製品を探して購入」してみてください。続いて「午後に家電量販店に再度入店して返品・返金」を申し出ます。
「返品・返金ができるの?」と思うかもしれない。ポストペイ型とは異なり、プリペイド型の場合は「返品・返金が成功する場合がある」のだ。
もし店員さんに断られて返品・返金に失敗した場合は買取業者で買取依頼して換金してもらいましょう。
二段構えで現金化していこう!
プリペイド型iD現金化③:チケットレストランタッチ
プリペイド型iDの中でもチケットレストランタッチは特殊です。
基本的にiDと提携するポストペイ・プリペイド・デビットサービスは「iD」マークのあるお店で利用できますよね。
しかし、このチケットレストランタッチはiD決済システムを採用しているのですが、原則自社加盟店(飲食店)でしか使えず、iDマークがついていても利用できないケースがあります。
そのため、チケットレストランタッチ(iD)を残高を現金化する方法は、飲食店に友人・同僚・家族を連れて「同席した方の飲食代をチケットレストランタッチiDで立て替え、後で現金で返してもらう」という方法しかありません。
チケットレストランタッチ(iD)を現金化できる唯一の方法だろう。
プリペイド型iDは返金に対応?現金化にも応用?
ポストペイ型iDはクレジットカードなのでマイナス請求で支払った残高が回復するだけでしたが、プリペイド型iDは実は「返金」に対応するケースがあります。
電子マネー等の前払式決済手段の返金処理はクレジットカードよりも煩雑であるとされ、店員はマニュアルで「電子マネーで支払った商品の返品時は現金で返金」と指導されているケースが多いです。
そのため、ポストペイ型iDではできない「返金を利用した現金化」もプリペイド型iDではできる可能性があります。
店員は返金までマニュアルで指導されていると思われるので、iD対応店舗ならどこでも大丈夫と思われます。
プリペイド型iDのソフトバンクカード・dカードプリペイド・Tマネー・メルペイ・はまPay・LINE Payをお持ちの方は試してみよう!
iDの現金化は「違法」なのか
結論としてiD決済現金化に違法性はありません。ただし、ポストペイ型・プリペイド型で実態は異なります。
- 【ポストペイ型iD】:カード会社の「所有権留保」が問題。立て替えた分の支払いが済むまではカード会社に所有権があるので購入商品を売ると「横領罪」が成立する可能性あり
- 【プリペイド型iD】:残高は事前に支払った自分のお金なので立て替えているわけでなく、所有権留保は成立しない。現金化しても問題なし
特にポストペイ型iDでiD対応のクレジットカードを現金描いた際に「所有権留保」によって「横領罪」が成立するリスクがあります。
しかしながらこれは極論で、所有権留保を引き合いに出すと例えばクレジットカードで購入した商品を食べて消費した際に「器物破損」とみなされる等、利用者の制限が増え、カード利用者は減ります。
そのため、カード会社は「所有権留保を声高に主張できない」というのが現状です。結論として現状ではiD決済の現金化は違法ではないと言えます。
iD現金化のデメリット【メリットは少ない】
iD決済を現金化するメリットはかざすだけでスピーディーに決済処理が終了するという点に限ります。デメリットの方が多いので慎重に検討しましょう。
iD現金化のデメリット①:ネットでは現金化できない
iDは非接触型ICカードのための通信技術にルーツがあり、店頭で各種決済サービスによる決済をサポートするというサービスを提供してきました。
そのため「ネットショップ」のようなオンライン決済ではiDを利用できません。
オンライン決済を利用することで現金化のバリエーションがさらに増えるのですが、まだiD決済は店頭でしか使えないため、不便という印象を受けます。
iD現金化のデメリット②:利用可能店舗もまだ少ない
VisaやMasterCard、JCB等カードブランドと比べてしまうとiD決済の利用可能店舗はまだまだ少ないです。
来店してブランドアイテムを購入し、そのまま質屋で売れば即日高価現金化も可能ですが、iD決済に対応するブランドアイテム販売業者はまだ少なく、こうした方法も採用できないのは残念ですね。
iD現金化のデメリット③:iD自体を現金化していない
iD自体には「残高」がありません。iDは単なる「決済サービス」で、お店とカード会社等とのやり取りをスムーズにするサービスを提供しているだけとなります。
さらに現金化に関しても、結局はiDと提携するクレジットカードや電子マネー、プリペイドカードの残高を換金しているだけなので、iD決済に固執して現金化することにあまり意味はないです。
それよりVisaやMasterCard、JCBといったカードブランドの方がはるかに加盟店も多く、現金化の幅も広がり、現金化もしやすいので他の現金調達方法も検討してみた方が良いでしょう。
iD現金化より直接クレジットカード現金化
もしクレジットカードをお持ちなら、デメリットからもわかるようにわざわざiDを介して現金化する意味はありません。直接クレジットカード現金化した方が良いでしょう。
iDを介さないクレジットカード現金化なら「現金化サービス」!
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