この記事では「新幹線回数券の売却がばれるリスク」について解説しています。
新幹線回数券はクレジットカードで容易に購入できるため、クレジットカードの現金化に利用する方も多いでしょう。
カード会社にバレるのではないかと不安に思う方も多いと思います。
また、会社に支給された回数券を換金(売却)したら「ばれる」か「ばれない」か知りたいですよね。
そこで今回解説するのが「新幹線回数券の売却がばれるリスク」です。
具体的には、
について解説していきますので、換金バレの疑問や不安を解消できる記事となっています。
また、バレるパターンは
- 新幹線回数券を支給した会社にバレるパターン
- カード現金化に利用して「カード会社」にバレるパターン
の2パターンについて扱います。
新幹線回数券の売却がバレない方法についてこの記事でマスターしよう。
新幹線回数券の売却はばれる可能性が高め
まずはクレジットカード現金化に新幹線回数券を利用してバレる可能性から解説していきます。
会社支給の新幹線回数券がバレるか心配な方は目次から「会社支給の新幹線回数券の売却について【重要】」をチェックだ。
現金化目的の新幹線回数券の売却(換金)バレ
新幹線回数券は、金券専門のリサイクルショップ「金券ショップ」で高く売れます。
換金率は93,94%といわれており、非常に高い換金率を誇っているんだ。
ただし、クレジットカード現金化目的で新幹線回数券の売却して現金化すると、カード会社にばれる可能性があります。
カード会社に現金化がバレるとカード会社から
などと確認の連絡が入ります。
これはクレジットカード現金化自体がカード会社に対する「違反行為」で、カード会社が監視体制を強化しているためです。
まずはそのメカニズムから押さえておきましょう。
クレジットカード現金化と現金化バレのメカニズム
現金に不足する方が行う裏技なのですが、こちらは多くのカード会社で「禁止」されている行為となっています。
まずは有名な「MUFGカード」の会員規約を例にとりましょう。
いわゆるショッピング枠の現金化など換金を目的とした商品もしくは権利の購入または役務提供の受領その他の方法による資金の調達のためにするカードのショッピング機能の利用(以下「カード利用可能枠の現金化等」といいます。)など、正常なカードの利用でないと当社が判断した場合。
引用MUFGカード個人会員規約 一般条項「第12条(カードの利用・貸与の停止、会員資格取消、法的措置等)」
※赤字加工
現金化行為が「不正な利用」として取り扱われていることが分かりますね。
若年層を中心に人気の「楽天カード」でももちろん現金化行為が禁止されています。
会員は、現金化を目的として商品・サービス等の購入等にクレジットカードご利用可能枠を利用することはできないものとします。
引用Rakuten Card カード会員規約(2019年6月17日改定)第2章 カードショッピング条項「第29条(カードショッピングの利用方法)」
このように、楽天カードでも現金化は禁止されていますよね。
他のカード会社の会員規約でも同様に現金化行為は禁止されています。
どうやってバレるのと思う方もいるだろう。
詳細は開示されていないので不明だが、カード会社には「不正利用を自動で検知できるシステム」があるようだ。
クレジットカード現金化をするためには、新幹線回数券などの換金率が高い商品を購入する必要があるんだ。
その「購入」の段階でバレるということだね。
MUFGカードや楽天カードでも不正利用の監視を行っていることが分かります。
会員の皆様に安心してカードをご利用いただくため、カード利用時にお取引を保留させていただく場合やご本人様のご利用であることを確認させていただくことがあります。
(中略)
また、ネットショッピングにおけるカード不正使用防止のため、ネットショッピングでのカードご利用時のパソコンやスマートフォンなどの情報をもとに不正判定の精度を向上させ、お客様により安心・安全にカードをご利用いただくよう努めてまいります。
引用MUFG クレジットカードの基本「カード不正使用に対する取組みについて」
※赤字加工
弊社では、カード番号の悪用、紛失盗難カードや偽造カードの不正使用を未然に防止することを目的とし、不正検知システムを導入しております。
カードのお取り引きごとに、不審な点がないか 24時間365日の監視体制でモニタリングを行うことで、不正使用の早期発見に注力しております。
引用Rakuten Card「不正検知システム」
※赤字加工
こちらはネット上の不正利用や盗難時の不正利用に対する監視ですが、何らかの方法で不正な利用状況を監視できる技術があることがわかります。
カード会社にはこのような技術があるので、クレジットカード現金化といった規約違反行為の検出も容易なのでしょう。
新幹線回数券の現金化がバレるメカニズムを整理すると、以下のようになります。
- フェーズ1:「新幹線回数券のカード購入」
新幹線回数券をクレジットカードで購入する(新幹線回数券を利用した現金化は換金率が高く、クレジットカード現金化の定石) - フェーズ2:「不正検知」
不正利用の監視システムが不正なカード利用(現金化目的の購入※規約違反)を検知 - フェーズ3:「カード会社から連絡」
不正なカード利用の真偽や内容を確かめるためにカード会社が会員に確認の連絡を行う
こんな仕組みで現金化がバレるわけだが、必ずしもバレるわけではないぞ。
バレる人は「カードの使い方」に原因があるんだ。
新幹線回数券の売却がバレる人の特徴とバレてしまう理由を見ていこう。
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売却がバレる人の特徴とバレてしまう理由
クレジットカードで新幹線回数券を購入し、売却すると現金化がバレるリスクがあります。
しかし、必ずしもバレるわけではありません。
バレる人のカードの使い方にはある特徴や傾向があります。
新幹線回数券の売却(現金化)がカード会社にバレてしまう人の特徴は以下の4つ。
普通に回数券を利用する人ならば、上記のような買い方はしないよね。
明らかに「不自然」な利用状況は目を付けられやすいんだ。
上記のような利用方法は先ほどの不正検知システムで「不正利用」として検知されやすいとされています。
これが現金化がカード会社にバレてしまう理由というわけですね。
カードの使い方一つで簡単にバレてしまうので注意しよう。
それでは、4つの特徴を一つずつ詳しく解説していきます。
特徴1:短期間に換金率が高い商品を複数購入している
「換金率が高い商品」とは以下のような商品を指します。
- 新幹線回数券
- 商品券・ギフトカード
- 家電製品
「換金率」つまり「換金時にどのくらいの現金が返ってくるかのレート」が高いので、高く売れる商品となります。
買取側でも、商品の需要があるから換金率を高めに設定して積極的に買取を行っているケースがあるぞ。
このような換金率が高い商品は、現金化に利用されるケースが多く、カード会社側でも目を付けている商品とされています。
しかし、このような商品は販売価格安い場合が多く、一つ買って売るだけでは大した金額を現金化できません。
どうしても数十個単位で大量に購入する必要があります。
ただでさえ目を付けられやすい商品を短期間に大量に購入しているカード利用者は、バレるリスクが大きくなるというわけですね。
特徴2:高額な回数券を連続購入している
換金率に関係なく、高額な商品であれば売却時に一定の金額を取得できます。
新幹線回数券は、安いものでも1万円前後、高額なもので12万円前後と比較的に高額な商品です。
2,3枚購入しただけで、10万円を超える可能性もあります。
もちろん一度や二度のカード購入はさすがに許容範囲と思われます。
しかし、短期間で複数回に渡って、同一区間の新幹線回数券を購入するのはさすがに不自然です。
カード会社に現金化目的での利用を疑われやすくなりますので、注意が必要です。
特徴3:普段利用しない区間の回数券を購入している
東京~新大阪間の新幹線回数券は、利用者が多いためか他の回数券と比べて換金率が高いです。
この区間の回数券を積極的に購入したい方は多いでしょう。
しかし、在住・往来している地域と関係のない区間の回数券を複数回購入するのは不自然です。
例えば、北海道・札幌に住んでいるのに、東京~新大阪間の新幹線回数券を複数回購入するのは不自然ですよね。
このようなカード利用履歴の不自然さから現金化がバレる恐れがあります。
カード会社の方でも「出張でのご利用ですか?」などと購入意図の確認の連絡をとってくるケースがあるとされています。
普段利用しない区間の回数券を複数枚購入する際は回数券の用途が説明できるようにしておかなければいけません。
特徴4:延滞・滞納を常習的に行っている
利用分の支払いを常習的に延滞・滞納しているカード利用者は、カード会社に特に目を付けられやすいとされています。
カードの利用は自分の身に降りかかる負担を計算して計画的に利用しましょう。
カード会社に売却がバレると利用停止も
繰り返しとなりますが、クレジットカード現金化はカード会社の規約違反行為です。
カード会社に新幹線回数券の売却がバレると様々な制裁を受けるリスクがあります。
例えば、MUFGカードの会員規約では会員が規約に違反して場合、以下のような措置をとります。
当社は、会員が次のいずれかに該当する場合、何らの通知、催告を要せずして、会員が当社から発行を受けたすべてのクレジットカード(以下「全カード」といいます。)について、カード利用の全部または一部の停止、会員資格の取消し、法的措置、その他必要な措置(以下「本件措置」といいます。)をとることができるものとします。
引用MUFGカード個人会員規約 一般条項「第12条(カードの利用・貸与の停止、会員資格取消、法的措置等)」
- カードの利用停止(一部・全部)
- 会員資格の取り消し
- 法的措置
- その他
楽天カードの規約も見ていきましょう。
会員が、支払いを怠る等本規約に違反した場合、違反するおそれがある場合、会員のカード利用状況について、換金目的とした商品購入の疑いがある等不適当又は不審があると当社が認めた場合、前条の再審査に協力しない場合、再審査の結果によりカード利用の継続が不適切であると当社が認めた場合、不正被害を未然に防止する必要があると当社が認めた場合、その他当社が必要と判断した場合には、当社は会員に通知することなく次の措置をとることができるものとします。
1)カードの利用断り。
2)カードの利用停止(カードショッピングの全部又は一部の利用停止、カードキャッシングの全部又は一部の利用停止及びカード付帯サービス・機能の全部又は一部の利用停止を含む)。
3)加盟店等に対する当該カードの無効通知。
4)当社が必要と認めた法的措置。
引用楽天カード: カード会員規約(2019年6月17日改定)
- 利用を断られる
- 利用停止(一部・全部)
- 加盟しているお店側にカードを無効にしたと通知(お店でカードが使えなくなる)
- 法的措置
MUFGカードとは若干異なりますが、上記のような制裁が加えられるようです。
クレジットカード現金化を行うかどうかは慎重に決める必要があります。
バレない工夫は「絶対」だろう。
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現金化目的の売却がバレない方法【新幹線回数券】
カード会社に新幹線回数券の現金化目的での売却がバレれば、利用停止や最悪法的措置を受ける可能性もあります。
現金化がバレない工夫は絶対となってきます。
まずは「売却がバレる人の特徴とバレてしまう理由」から対策を考えておきましょう。
- 対策1:短期間に換金率が高い商品(新幹線回数券や商品券など)を複数購入しない=換金率が高い商品を購入する場合は、1ヶ月に購入する数量を決めておく
- 対策2:高額な回数券を連続購入しない=1ヶ月に購入する枚数は1~2枚
- 対策3:普段利用しない区間の回数券ならば頻繁に購入しない=普段利用する区間と回数券の区間を考慮し、購入意図の分かる自然な買い方を心がける
- 対策4:延滞・滞納を行わない
このような対策が考えられるでしょう。
特に「(利用履歴・利用明細から)購入意図の分かる自然な買い方」は重要です。
カード会社から連絡が来た際に、説明ができるようにしましょう。
換金方法自体は非常に簡単で、「金券ショップ」を利用します。
基本的には、以下の4ステップに沿って進みます。
- ステップ1新幹線買取を依頼買取してもらいたい金券ショップで新幹線回数券を提示、買取手続きへ
- ステップ2査定査定員による査定
- ステップ3買取査定価格に満足できたら、買取
- ステップ4換金完了商品を売却し、現金(代金)を受け取る
たったの4ステップです。
「1枚」「バラ」でも換金率が数%程度低くなりますが、買取を依頼できますよ。
バレない新幹線回数券の購入方法や換金(売却)方法は下記の記事で紹介していきます。
絶対にバレたくない!バレないカード現金化方法
バレるリスクがどうしても気になる方におすすめなのが、カード会社が発行する信託系の商品券購入・換金です。
カード会社が発行する商品券なので、カード会社もクレジットカードでの購入、イベントや贈答用で一度に一定枚数の発注が想定されています。
そのため、こちらの方法であれば、クレジットカード現金化がバレるリスクは小さいです。
例えば、以下のような信託系の商品券があります。
- JCBギフトカード
- JCBプレモカード
- VISAギフトカード
- UCギフトカード
- アメックスギフトカード
具体的な購入方法と換金方法は下記の記事で紹介していきます。
会社支給の新幹線回数券の売却バレ【重要】
出張・研修などで会社から新幹線回数券が支給される場合がありますよね。
しかし、別の交通手段で目的地に到着できてしまった場合、支給された新幹線回数券が余るケースもあります。
このような新幹線回数券は売却することで、現金に換えればお得と考える人もいるでしょう。
売却したことが会社にバレるのは確かに怖いですね。
売却がバレるリスクはあるが小さい
新幹線回数券を売却したことを会社が知る由はありません。
同伴者がいるなど、帰る様子を見ている社員がいるような場合を除き、本当にその新幹線回数券を使用したか判断する術はありません。
バレるリスクは小さいと言えます。
ただし、JR側では乗車したかどうかを記録している可能性がある。
会社側がJRに照会を求めれば、バレるリスクがないとは言い切れないね。
金券ショップでの買取の流れ自体は単純なので、新幹線回数券の売却(換金)は容易です。
ただし、会社に支給された回数券の売却にはある問題があります。
会社の回数券を売却すると「業務上横領罪」に問われる恐れあり
会社の備品を自己の利益のために利用するとある法律に引っかかります。
それが「業務上横領罪」です。
業務上自己の占有する他人の物を横領した者は、十年以下の懲役に処する。
「横領」とは、業務の遂行などの目的があって会社などから預けられていた会社の財産を勝手に自分のものにしてしまう行為を指します。
例えば、会社から出た出張経費用の現金を、出張以外の用途(業務上必要ではない宿泊、交際費など)に利用した場合などですね。
ここで会社支給の新幹線回数券の売却の例を考えてみます。
まず会社から支給された新幹線回数券は、会社が占有する会社の備品です。
これを金券ショップなどで売却して私財にしようとすれば「横領」となります。
業務上の行為となるので、「業務上横領」に該当します。
会社支給の新幹線回数券の売却は、この刑法253条に触れる可能性が高いので注意しましょう。
バレるリスクは小さいが、バレた時が大変ということだな。
新幹線回数券が余った場合は事情を説明して会社に返すのがやはり無難だろう。
まとめ
ここまでの内容を整理します。
新幹線回数券は高く売れ、クレジットカード現金化に頻繁に利用されてきたので、カード会社に警戒されてやすいアイテムとなっています。
新幹線回数券の現金化がバレるメカニズムは以下の通り。
- フェーズ1:「新幹線回数券のカード購入」
- フェーズ2:「不正検知」
- フェーズ3:「カード会社から連絡」
上記のメカニズムでカード会社に現金化がバレてしまう人の特徴は以下の4つ。
そして現金化がバレれば、「利用停止」「会員資格失効」などのリスクがありましたね。
つまり、バレないための以下のような工夫が必要です。
- 対策1:換金率が高い商品を購入する場合は、1ヶ月に購入する数量を決めておく
- 対策2:1ヶ月に購入する枚数は1~2枚
- 対策3:普段利用する区間と回数券の区間を考慮し、購入意図の分かる自然な買い方を心がける
- 対策4:延滞・滞納を行わない
上記のポイントを心がければ、新幹線回数券の売却を不安なく、スムーズにこなせますよ。
この記事が新幹線回数券の現金化でお困りの方の助けとなれば幸いです。
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