この記事では、図書カードまたは図書カードNEXTを購入する方法について徹底的に解説していきます。
「図書カードを買ってみたい」「どこで買えるのか」という方だけではなく、「そもそも図書カードはクレジットカードで買えるのか」という方に向けて、クレジットカードでの購入方法もお伝えしていきます。
もちろん購入方法だけではなく、図書カードと図書カードNEXTの違いや購入場所などの細やかな疑問点も解消できるので、これから購入する方にはぜひ読んでほしい内容となっています。
それでは、これから解説する内容をもとに、図書カードをクレジットカード購入していきましょう。
図書カードとは|図書カードと図書カードNEXTの違い
スクリーンショット出典元:「図書カードNEXT」
図書カードとは、日本図書普及株式会社が発行する磁気式の商品券の一種です。
「本の商品券」とも呼ばれます。
1990年5月に発行を開始した「図書カード(全国共通図書カード)」は、2016年に「図書カードNEXT」に変更となりました。
額面は以下の通り、6種類あります。
- 500円
- 1,000円
- 2,000円
- 3,000円
- 5,000円
- 10,000円
また、図書カード自体は1960年に発行を開始しましたが、元々は「図書券」と呼ばれ、40年もの歴史を誇る商品券でした。
2000年代に徐々に「図書カード」にシフトし、2005年には発行が終了しました。
現存する「図書カード」と現行の「図書カードNEXT」には、違いがいくつかあるので1つずつ見ていきましょう。
違い1:利用場所と利用方法
図書カードは図書カードNEXTに変更になりましたが、旧券の図書カードも問題なく利用できます。
全国の8,000店舗以上の「図書カード取扱い書店(読取り設置店)」で利用できます。
この図書カード取扱い書店は「図書カードNEXT」という青色のマークが店頭の自動ドア付近にあるので最寄りの店舗を確認しておきましょう。
「図書カードNEXT」と表示されていれば、旧券の図書カードでも問題なく使用できるぞ
違い2:読み取り方法
「図書カード」は、図書カード自体に残高があります。
書店で利用する度に、磁気式の読み取り面を専用の読み取り機で読み取り、残高を減額処理するものです。
これに対して「図書カードNEXT」は紙製のカードに印刷されたQRコードを書店にある専用の読み取り機で読み取り、残高を減算処理します。
残高を管理するのは、日本図書普及株式会社のデータセンターです。
要は、読み取り面がQR式か磁気式かの違いで、基本的には変わっていないぞ。
違い3:残高の確認方法
残高の確認方法には変更点があります。
「図書カード」の場合、利用時に特殊な針でカード上部に穴(パンチ穴)を開け、カード上部の残高のメモリと穴の位置で残高を目視で確認できました。
しかし、「図書カードNEXT」はそのような穴は開きません。
その代わり、残高はパソコンやスマホを利用して、ウェブ上でIDとPINコードを記入することで確認できます。
IDは裏面右上にある16ケタの番号だ。
PIN番号はその右下にある4ケタの番号だよ。
スクリーンショット出典元:「図書カードNEXT残高確認」
違い4:有効期限
「図書カード」には有効期限がありませんでした。
しかし、「図書カードNEXT」には10年の有効期限が存在します。
自宅の机の引き出し奥に眠っている「図書カード」でも、利用して残高がなくならない限り、永久に利用できるよ。
「図書カードNEXT」は10年という制限があるので、ずっと保管しておくわけにはいかない。
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図書カードの一般的な購入方法と購入場所
旧券の「図書カード」は2016年5月に発行(販売)を終了しています。
そのため、通常の方法では購入することはできません。
ゆえに、基本的には「図書カードNEXT」を購入することになります。
「旧券の図書カードを購入したい」「とにかくクレジットカードで購入したい」という方は次章「図書カードをクレジットカードで購入する方法」に進んでね。
店頭またはネットで購入する方法が存在しますので、それぞれ紹介します。
指定の購入場所で購入(コンビニ不可)
「図書カードNEXT」は全国の8,000店舗以上の加盟店「図書カード取扱い書店(読取り機設置店)」で購入可能です。
残念ながらコンビニは加盟店ではないので、購入できないぞ。
「図書カードNEXT」の公式サイトにも、以下のような記載がありました。
図書カードをお求めのお客さまへ
図書カードは下記「図書カード取扱い書店(読取り機設置店)」を含む全国の加盟店でお求めになれます。ただし、加盟店によりましては、在庫のない場合やご希望の金額、図柄がない場合、加盟店の都合により販売を中止している場合などがございます。詳しくは加盟店にご確認ください。
引用元:図書カードNEXT「取扱店検索」
加盟店で購入できることが分かります。
額面や表面の模様にこだわる場合は、複数店舗をめぐって購入しましょう。
書店ならまだしも、図書カード取扱書店をさがすのは大変かもしれないので、以下の3つの方法をご紹介します。
- 方法その1:「住所・駅名・ランドマークで探す」
- 方法その2:「都道府県、市区町村から探す」
- 方法その3:「書店名で探す」
最寄りの取扱店を見つけましょう。
「紀伊国屋書店」「TSUTAYA」「ジュンク堂」「くまざわ書店」「ゲオ」「未来屋書店」のような加盟店で「図書カードNEXT」が購入できるぞ。
店舗によって取り扱い額面が変わるので注意しよう。
後は取扱店に訪れ、図書カードNEXTを購入、会計するだけです。
通販サイト上で購入
オンライン上でgifteeから「図書カードNEXTネットギフト」を購入する方法もあります。
図書カードNEXTからリンクが張られている公式の通販サイトです。
図書カードNEXTネットギフトは、紙の図書カードの代わりにネット上でQRコードのみを贈れるサービスとなっている。
図書カードNEXTの「デジタル版」だ。
購入できる額面は以下の4種類となっています。
- 200円
- 500円
- 1,000円
- 3,000円
複数枚を購入することはできず、一度に一枚ずつの購入となります。
決済方法としてクレジットカード、auかんたん決済、JCB PREMO決済を利用可能です。
クレジットカードで購入はできるが、換金の用途で利用することはできないんだ。
そもそも図書カードNEXTネットギフトは、通常の図書カードとは少し違い、デジタルタイプであるため、金券ショップなどでも取り扱いが異なる。
図書カードをクレジットカードで購入する方法
ここから紹介するのは「クレジットカードでの購入方法」だ。
どうしてもクレジットカードで購入したいという方はぜひ参考にしてほしい。
クレジットカードで図書カードを購入する方法は以下の3つです。
- 方法その1:Amazon
- 方法その2:ちょコムeマネー
- 方法その3:日本橋高島屋
一般的な購入方法ではありませんので「どうしてもカードで購入したい」という方のみお試しくださいませ。
方法その1:Amazon(クレカ決済可能な唯一の通販サイト)
Amazonでは、クレジットカード購入可能な「図書カード」が出品されているケースがあります。
まずはAmazonで「図書カード」と検索してみましょう。
「図書カード」に関連する商品が表示されます。
図書カードを中心に出品している出品者様がいたので、こちらを紹介しておきます。
この出品者様は、「図書カードNEXT」の500円券、1000円券、3000円券、10000円券を販売しており、クレジットカードでの支払いに対応しています。
まずはクリックして商品ページを開き、必要金額分をカートに入れ、購入手続きに移りましょう。
決済方法をクレジットカードに設定して購入しよう!
方法その2:ちょコムeマネー
スクリーンショット出典元:「ちょコムeマネー」
ちょコムeマネーとは、NTTスマートトレードが提供するネット専用電子マネーです。
サイト上で残高にクレジットカードチャージ(VISA、Mastercard、JCB、UC、OMC対応)し、サイト内で図書カードと交換することができます。
初めて利用する方は、まずは会員登録ページから、会員登録を済ませておきましょう。
クレジットチャージの方法は以下の通りです。
- ステップ1:会員ページにログイン
- ステップ2:「ちょコムeマネーをチャージ」から「クレジットカード」を選択
- ステップ3:利用可能なカードを確認
- ステップ4:「チャージ金額」に必要金額分のチャージ金額を記入(1度にチャージ可能な金額は500~10,000円、累計上限額は月100万円まで)
- ステップ5:カード情報を記入してチャージ内容を確認・送信
- ステップ6:各カード会社の公式サイトで本人確認サービスのパスワードを入力
チャージが完了したら、図書カードNEXTので交換レートを確認し、必要金額分を図書カードと交換しましょう。
2019年8月末現在交換レートは以下の通りです。
- 10,000円分(10,000円券1枚):10,800円分 → 10,000円分
- 20,000円分(10,000円券2枚):21,600円分 → 19,900円分
- 30,000円分(10,000円券3枚):32,400円分 → 29,800円分
- 40,000円分(10,000円券4枚):43,200円分 → 39,700円分
消費税分だけ割引となっており、ここに送料も含まれているので、お得な値段です。
さらに、枚数が増えるほど若干安くなっています。
ただし、ちょコム会員登録後にいきなり購入できるわけではなく、登録日を1日目として10日目に交換可能となるため、注意しましょう。
- ステップ1:会員ログイン
- ステップ2:「ちょコムeマネーを交換」のメニューの中から「ギフト券への交換(郵送)」をクリック・タップ
- ステップ3:選択画面から「図書カードNEXT」を選択
- ステップ4:送付先住所を確認、必要枚数を記入し申し込みを完了させる
以上のステップで図書カードNEXTをクレジットカード決済することができます。
初回だとチャージできる金額や購入できるようになるまで期間があるなど、制約が多い。
しかし、在庫が安定しており、定期的に購入できるため、定期的なクレジットカード購入を検討している方にはおすすめの方法だ。
方法その3:日本橋高島屋
店頭でクレジットカードが利用できる数少ないお店の一つが「日本橋高島屋」だ。
日本橋高島屋(本館/東京都中央区日本橋2-4-1)8Fの「商品券サロン」には図書カードNEXTが販売されています。
額面の種類は表面のデザインによって変わります。
- ピーターラビットシリーズ:500円、1,000円、3,000円、5,000円の4種類
- 東山魁夷シリーズ:1,000円、3,000円、5,000円、10,000円の4種類
- 富士山シリーズ:1,000円、2,000円
高島屋の公式サイトを確認したところ、決済方法について以下の記載がありました。
■現金以外に、商品券、ギフトカード、お買物券、商品お取替券、クレジット(1回払いのみ)がご利用いただけます。
引用元:お取扱いの主な商品券類のご案内「図書カードNEXT」
確かに、クレジットカードが使用できることが分かります。
ただし、1回払いにのみ対応するとのことです。
日本橋高島屋へのアクセスは以下の駅が便利です。
- 東京駅八重洲北口から徒歩5分
- 東京メトロ銀座線・東西線の日本橋駅からは直結
- 都営地下鉄浅草線の日本橋駅からは徒歩4分
ただし、23区外・東京都外からわざわざ電車を乗り継ぐなどして日本橋高島屋に買い求めに行くのはコスパが悪い。
Amazonやちょコムeマネーを利用するようにしよう!
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まとめ
「図書カードNEXT」は以前の「図書カード」と基本的な利用方法・購入方法に変更点はありません。
ただし、「図書カードNEXT」は有効期限が10年ということだけ注意しましょう。
また、図書カードNEXTは現金決済であれば、全国の様々な店舗や通販サイトでの購入が可能です。
しかし、クレジットカード決済となると対応店舗やサイトが途端に少なくなります。
そのため、この記事で紹介した「Amazon」「ちょコムeマネー」「日本橋高島屋」の3つのうちいずれかの購入手段でクレジットカード購入しましょう。
図書カードをクレジットカード購入しよう!
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